【英語の月一覧】スペル・略称完全攻略!なぜ9月がズレるのか語源も解説
海外とのビジネスメールやホテルの予約フォーム、さらには日々のスケジュール管理まで、英語の日付表記を目にする機会は少なくありません。しかし、「8月はAugustだっけ?」「略称のピリオドはどこに付けるべき?」と、いざ書く段になって手が止まってしまう方も多いのではないでしょうか。
英語の月名は、単なる記号ではなく古代ローマの神話や歴史と深く結びついています。本稿では、1月から12月までの英語スペル・読み方・略称を網羅した一覧表に加え、「なぜ9月(September=7)以降の数字が2つズレているのか」という語源の謎、ビジネスでそのまま使える日付の書き方や前置詞のルールまで徹底的に紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:1月〜12月の正式スペル・3文字略称・発音の要点を一覧表で即座に確認可能。
- 要点2:9月(Sept=7)や10月(Oct=8)の数字ズレは、古代ローマ暦で「3月が年初」だった歴史的背景が原因。
- 要点3:ビジネス表記では米英の日付順序の違いと、前置詞「in(月のみ)」と「on(特定の日)」の使い分けが必須。
【保存版】1月から12月の英語名一覧表|スペル・略称・カタカナ読み
まずは基本となる12か月分の英語表記を押さえましょう。英語の月名は文頭・文中を問わず必ず先頭を大文字で書くのが鉄則です。
| 月 | 英語スペル | 発音記号 | カタカナ読み | 略称(ピリオド付き) |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | January | /dʒǽnjuèri/ | ジャニュアリー | Jan. |
| 2月 | February | /fébruèri/ | フェブラリー | Feb. |
| 3月 | March | /mɑ́ːrtʃ/ | マーチ | Mar. |
| 4月 | April | /éiprəl/ | エイプリル | Apr. |
| 5月 | May | /méi/ | メイ | May(省略なし) |
| 6月 | June | /dʒúːn/ | ジューン | Jun. |
| 7月 | July | /dʒulái/ | ジュライ | Jul. |
| 8月 | August | /ɔ́ːɡəst/ | オーガスト | Aug. |
| 9月 | September | /septémbər/ | セプテンバー | Sept. / Sep. |
| 10月 | October | /ɑktóubər/ | オクトーバー | Oct. |
| 11月 | November | /nouvémbər/ | ノーヴェンバー | Nov. |
| 12月 | December | /disémbər/ | ディセンバー | Dec. |
発音における注意点として、Februaryは綴りに「r」が含まれており、「フェビュアリー」ではなく「フェブラリー」と発音されます。また、カレンダーや手帳で使われるカレンダー英語月短縮形は基本的にアルファベット3文字で揃えられますが、5月の「May」だけは元々3文字のためピリオドを付けずにそのまま表記するのが一般的です。
なぜ9月以降は数字が2つズレる?古代ローマ暦に隠された語源と由来
英語を学ぶ多くの人が直面する最大の疑問が、「ラテン語の数字と月の名前の不一致」です。
- September(9月) = ラテン語の「septem(7)」
- October(10月) = ラテン語の「octo(8)」※タコ(octopus)の8本足と同源
- November(11月) = ラテン語の「novem(9)」
- December(12月) = ラテン語の「decem(10)」※10年(decade)と同源
このように、語源となる数字がすべて実際より「2」少なくなっています。このズレを生んだ理由は、紀元前8世紀頃の古代ローマで使われていた「ロムルス暦」にあります。
当時のローマは農業社会であり、農作業ができない極寒の冬には月が存在せず、春分を迎える「現在の3月(March)」が年の始まり(第1の月)と定められていました。つまり、3月を1番目として数えると、7番目がSeptember、8番目がOctober、9番目がNovember、10番目がDecemberとなり、完全に数字が一致していたのです。
その後の暦改革によって、年の初めに「January(1月)」と「February(2月)」が挿入された結果、3月以降のすべての月が2か月ずつ後ろへ押し出され、現在のようなズレが定着しました。歴史の変遷を知ると、丸暗記に頼らずとも名称の背景が腑に落ちるはずです。
略称ピリオドと大文字ルール|知っておくべき表記の基本作法
英語の月名を文章や書類で扱う際、誤用しやすいのが「ピリオドの有無」と「大文字・小文字の使い分け」です。
まず、英語の月名は固有名詞であるため、英語月大文字ルールに従い文中のどの位置にあっても先頭を必ず大文字で書きます(例:in the middle of August)。曜日は大文字なのに月を小文字で書いてしまうミスは、海外取引先との文書で稚拙な印象を与えかねないため注意が必要です。
また、英語月略称ピリオドは「単語を途中で省略していること(abbreviation)」を示す記号です。「January → Jan.」「September → Sept.(またはSep.)」のように、短縮形の後ろには原則としてピリオドを打ちます。ただし、文字スペースが限られる表組やWebデザイン、カレンダーのUIなどでは、視認性を優先してピリオドを省いた「JAN」「FEB」といったオール大文字表記が標準的に採用されています。
一瞬で暗記できる!英語の月名「ゴロ合わせ」とリズム記憶法
学生のテスト対策や、とっさの英会話でパッと月名が出てこない方には、語呂合わせとリズムによるインプットが有効です。
- 1月(January):「ジャニュアリー」→ 蛇(じゃ)逃げる冬の1月
- 2月(February):「フェブラリー」→ 吹雪(ふぶ)く寒さの2月
- 3月(March):「マーチ」→ 春風に乗って行進(マーチ)する3月
- 4月(April):「エイプリル」→ エイプリル・フールの4月
- 5月(May):「メイ」→ メーデーや『トトロ』のメイちゃんの季節
- 6月(June):「ジューン」→ ジューン・ブライド(6月の花嫁)
- 7月(July):「ジュライ」→ 暑くてじゅわ〜り汗が出る7月
- 8月(August):「オーガスト」→ 大(おお)ガストの冷房が心地よい8月
- 9月〜12月:「セプ・オク・ノヴ・ディス」と語尾の「バー(ber)」をリズムに乗せて4連続で覚える
特に後半の9〜12月は共通の語尾「-ber」を持つため、個別ではなく4つセットで発音のリズムを耳に馴染ませると定着速度が飛躍的に高まります。
ビジネスメールで必須!日付の表記順序と前置詞「in」「on」の使い分け
ビジネス実務で最もトラブルに発展しやすいのが、アメリカ英語とイギリス英語における日付表記の順番です。
例えば「2026年5月8日」を表記する場合、以下のように並び順が完全に逆転します。
- アメリカ式(月・日・年): May 8, 2026 (または 5/8/2026)
- イギリス式(日・月・年): 8 May 2026 (または 8/5/2026)
数字だけで「05/08/2026」と書くと、相手の国籍によって「5月8日」なのか「8月5日」なのか解釈が割れ、納期の認識齟齬を招くリスクがあります。そのため、ビジネスメール英語日付書き方においては、月を「May」や「Aug.」のように英字表記するのが国際的なベストプラクティスです。
また、前置詞の使い分けも明確な基準が存在します。
- 月・年のみ(期間の枠内):in July / in 2026
- 特定の日付・曜日(ピンポイントの日):on July 15th / on Monday
「7月に会議を行う」なら "The meeting will be held in July."、「7月15日に会議を行う」なら "The meeting will be held on July 15." と使い分けます。このルールを頭に入れておくだけで、英文作成時の迷いは完全に解消されます。
【英語の月一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:5月(May)の略称にピリオドを付けるのは間違いですか?
A1:はい、間違いです。ピリオドは「単語を途中で切っている」ことを示すため、最初から3文字で完結している「May」にはピリオドを付けません。4文字のJuneやJulyも、現代のビジネス文書ではそのまま書くか「Jun.」「Jul.」と略されます。
Q2:日付を書く際、「1st」や「2nd」などの序数(th)は省略しても構いませんか?
A2:現代のビジネスメールや公的文書では、「July 15, 2026」のように序数の接尾語(st, nd, rd, th)を省略するのが主流です。ただし、声に出して読む際は表記にかかわらず「July fifteenth」と序数で発音します。
Q3:9月の略称は「Sep.」と「Sept.」のどちらを使うべきですか?
A3:どちらも正解です。文字数を3文字で統一したいスタイルガイド(AP通信など)では「Sep.」が好まれ、伝統的な表記法(シカゴ・マニュアルなど)では「Sept.」が推奨されます。社内の統一ルールや媒体の規定に合わせて使い分ければ問題ありません。
まとめ:ルールの本質を掴めば英語の日付は怖くない
英語の月名は、単なる単語の暗記として捉えるとスペルミスや混乱の原因になりがちです。しかし、先頭を大文字にする原則、3文字略称のピリオドルール、古代ローマから受け継がれた数字のズレという背景を理解すれば、実務でも迷いなく正確に使いこなせるようになります。
国際的なコミュニケーションにおいて、日付の正確な伝達は信頼関係の第一歩です。本稿の一覧表や前置詞の法則を活用し、日々のメール作成やスケジュール調整にお役立てください。 (出典: 英語 月 一覧(Yahoo!ニュース))